【高校受験③】-前編

令和6年度熊本県高校入学試験特集③前編

私立高校受験編

こんにちは!
早稲田スクールの個別指導
早稲田アイ・スタディです☆

昨日は勤労感謝の日でしたね。
いつも頑張っている自分をいたわりつつ、自分の周りにいてくれる方々に感謝する気持ちを忘れずにいたい今日この頃です。

塾生の方は冬期講習の届を11/30までに提出となっておりますので、期限内の提出にご協力お願い致します。


<高校受験特集③前編 私立高校受験編>

「あいナビ!」は中3生三者面談特集!

特集① 日程まとめ編、受験戦略初級編   
特集② 公立高校受験編、受験戦略学科選択編→前々回前回
特集③ 私立高校受験編、受験戦略実践編  →今回

の3本立てで熊本県の入試についてお送りしています。
※特集①はこちら
※特集②前編はこちら
※特集②後編はこちら

今回のテーマは
特集③前編「私立高校受験編」です。

熊本市内の私立高校を中心に、受験科目や日程、点数配分などまとめていきます。

どうぞ最後までお読みください(*^▽^*)


<私立高校受験編>

まずは入試日程の復習です!

私立高校
専願入試:令和6年1月23日
奨学入試:令和6年1月23日
一般入試:令和6年2月14日、15日

※一覧はこちら

奨学入試と専願入試は同じ日に入試が実施されます。一般入試は学校ごとにどちらか1日を選択しています。

私立高校は県下一斉テストではなく、学校ごとに試験問題を作ります。入試の種類と実施される科目、面接の有無など1校ずつ違います。

まずはそれぞれの入試の特徴から見ていきましょう!

専願入試とは?

 「専願入試」とは、「合格したら絶対に入学します」という受験形態です。奨学入試や一般入試は合格しても入学しないという選択肢がありますが、専願入試は合格=入学です。
高校側としては、入学を確約してもらう代わりに合格基準を奨学入試よりも下げて合格可能性を上げましょう、という思いがあります。
ほとんどの高校では、専願入試が一番合格しやすい受験形態となっています。絶対にこの高校に進学したい!という思いがあれば、専願入試を受験することになるでしょう。しかし、高校によっては倍率が非常に高く、奨学入試と同じ点数を取らないと合格できないこともあります。「専願なら受かる」という考えを持つ生徒がたまにいますが、それは大きな間違いです。

奨学入試とは?

 奨学入試(特待入試)とは、「優秀な生徒に特典を与えるために実施する試験」です。その名の通り奨学金の給付、入学金や授業料の免除など金銭面での優遇があります。全員が同じ特典というわけではなく、入試の点数によってランク分けされます。
どうしても公立高校よりもお金がかかる私立高校。高校側もそれは重々承知の上です。それでも一人でも多く優秀な人材を確保しておきたい、という思いが現れた入試形態といえるでしょう。
専願入試を受験する生徒も、奨学生の基準点数を越えられたら奨学入試合格者と同等の待遇を受けられる高校が多いです。

一般入試とは?

 「一般」と名前が付いている通り、専願のような入学確約や奨学のような金銭面の規定がない入試形態です。しかし、「一般」と名前が付いているのに、熊本県の多くの生徒が選択する受験戦略では、一般入試を受験する生徒は少数派です。

2/14:鎮西 真和 尚絅 信愛 中央 国府 マリスト 星翔 文徳
2/15:九学 ルーテル 開新 慶誠 学付 白百合 秀岳館

学校ごとに2/14または2/15の1日で入試を実施します。1日1校受験できるので、最大2校の合格チャンスがある、ということですね。

★★昨年度の私立入試の最重要事項★★

これまでの定説は、「奨学→一般→専願」の順で偏差値が下がり合格しやすくなる、というものでした。
しかし最近では

・奨学→一般→専願
・奨学→専願→一般
・一般→奨学→専願

など高校によってバラつきが生じることが非常に多くなってきました。
要因は大きく2点に分けられます。

①私立高校に進学する生徒の増加
国や自治体からの補助が増えたことで、私立高校に通わせやすい環境が整いつつあります。前から生徒本人の私立高校進学傾向は高かったのですが、保護者が金銭面で検討する事例も多くありました。現在は、私立高校に進学したいという本人の希望を保護者が尊重するケースが増えてきています。
その結果、いわゆる人気な高校で専願入試の受験者数が増えることになり、専願入試の偏差値が一般入試を上回る高校が出てきました。
今までは「専願で合格できなかったら一般も受からないから受験をあきらめよう」という風潮もありましたが、我々プロから見て一般入試での合格の見込みがあると判断した際に生徒の背中を強く押す、ということも、特に近年は多くなったと感じます。

②私立高校の全校生徒数
私立高校に進学する生徒が増えましたが、学校ごとに決められた全校生徒の定員を超えてしまうわけにはいきません。
また、公立高校と違い、合格者が全員入学確約しているわけではありません。合格者の中の何割が入学するのかを毎年分析・判断しているのです。
それをどこで調整するのかというと、「一般入試の合格者数」で調整します。

なぜなら、判断材料の1つが「公立高校後期選抜の出願状況」だからです。簡単に説明すると以下の通りです。

うちの高校は偏差値的に公立高校だと○○高校と併願する生徒が多い

○○高校は今年はいつもより倍率が高いぞ!合格できない生徒が例年より増えるな

ということは奨学入試で合格した生徒がいつもより多くうちに進学するということでは?

一般入試の合格者を減らして定員オーバーしないようにしないと!

一般入試の偏差値が上がる

本当はもっと総合的な判断をしていますが、重要な判断材料となっていることは間違いありません。
ただ今年度は、公立高校後期選抜の出願締切が2/16となっており、私立高校の入試前にその状況を推測することができません。倍率がどうであろうと確実に合格できる学力をしっかり付けておくことが何より重要です。

入試科目について

わざわざこの項目を設けるということは…
私立高校は入試問題も独自問題ですが、入試科目も高校ごとに指定されています。大きく分けると

①5科目受験か、3科目受験か
②面接の有無

です。一覧はこちら

専願入試だけ3科目、奨学入試は面接なし、など入試形態ごとに異なる時もあります。

自分の高校を受験する生徒に何を求めているのか、入学前に何を知りたいのかに合わせて試験内容が決定されています。
国語・数学・英語は絶対に必要なので、受験生以外の皆さんも、この3科目を日頃からしっかり仕上げていきましょう!

ここまで、私立高校入試の特徴をみてきました。
高校入試が初めての入試、という方が多いので、中3生でも違いがまだよく分かっていないという方もいます。入試は情報戦です。今回の特集がその戦いの一助となれば幸いです。


<次回予告>

次回はついに高校入試編最終回!
これまでの公立高校、高専、私立高校の情報を踏まえて、受験校を決定する受験戦略についてのお話を予定しています。
※高校入試編終了後もあいナビ!は続きます…!


<冬のアイスタ>

【12/9までの申し込みで冬期講習最大半額!】
冬からスタート割についてのお問い合わせはこちら

早稲田アイ・スタディは、授業で成績アップをめざすだけでなく、保護者様からの相談も随時承ります。
早稲田スクールは入試のプロ集団です。お子さまにとって一番の選択ができるよう、日々全力でサポートしています!

お子さまにとっても、塾に通うことは入試においてとても有利です!

「共通テストで○○点取れたら○○高校に決めよう!」
にとどまらず、
「今はまだ届かないけど、11月の模試で○○点取れたら私立高校は○○高校を受験しよう」
「1月の模試と2月の模試で○○点以上点数が伸びたら公立高校は○○高校をあきらめない!」

など、ギリギリまであきらめない選択が取れるのは、塾に通っているからこそできることです。

秋までの結果だけを基準に受験校を1つに絞るのは非常にもったいないことです。
悔いのない受験は、合否に関わらずその後の高校生活のモチベーションや成績上昇率に大きく影響します。

受験学年でない方も、模試を繰り返し受ける中で受験を早く意識できます。
志望校判定も出るので、学校成績だけではわからない、自分の県内での位置付けも把握できます。

早稲田アイ・スタディで、一緒にがんばろう!

※参考資料、サイト※
熊本県教育委員会
熊本県私立中学高等学校協会
熊本高等専門学校

更新のお知らせは公式ラインで発信!
ぜひご登録ください!

最後までお読みいただきありがとうございました。
次回もお楽しみに( ‘v’)b

早稲田スクールの個別指導
早稲田アイ・スタディ
早稲田アイ・スタディGP

お問い合わせはこちら

トップページへ ⇒