【熊本県の高校入試が変わります!】2027年度熊本県公立高校入試最新情報 前編

こんにちは!
早稲田スクールの個別指導
早稲田アイ・スタディです☆

今回のテーマは「2027年度高校入試改革」

今回は、熊本県の入試最新情報をお届け!

今の中学2年生から、高校入試改革により、入試の仕組みが大きく変わります!

「前期選抜が無くなる?」など数年前から新聞やニュースで報道されており、以前のあいナビ!でも取り上げておりましたが、いよいよ改革が近付いてまいりました。

前編 入試の変更点まとめ(入試日程、選抜内容)
   中学2年生、1年生のうちに意識しておくこと
後編 学校ごとの募集要項を読んでみよう

今回は前編、新しく変わる入試の概要と、今からできる入試対策についてご紹介いたします。

熊本県教育委員会から発表されている情報をできるだけ分かりやすくまとめてみましたので、皆様ぜひ前後編あわせてお読みください✧٩(ˊωˋ*)و✧

※今回のあいナビ!は、こちらの情報を参照しておりますが、正式な要項確定は今年度末~来年度になります。
https://www.pref.kumamoto.jp/site/kyouiku/231220.html

入試日程

今年度(2026年度)入試までは、前期選抜と後期選抜の2回に分けて入試が実施されます。
前期選抜:令和8年2月2日
後期選抜:令和8年3月4日、5日

☆変更点①☆
試験日は、今の後期選抜と同じ3月上旬の1回のみ

1日目:5教科の学力検査
2日目:独自検査(面接・作文・実技など)
※独自検査を行わない学科もあり、その場合は1日で試験終了です

試験日程が分かれていたのが統合されることで、受験生や高校側の負担を軽減したいという目的があります。(例:前期選抜でも後期選抜でも実技試験を課していた高校はそれらが1回で済みます)
私立高校の入試日程が現行から変わらないのであれば、私立高校奨学入試から公立高校入試までの期間が伸びることになるので、面接や実技試験も含めた試験対策の期間を十分取ることができるのはメリットだと思います。

選抜内容

☆変更点②☆
1回の試験日程で、2種類の選抜基準を使って合否を出す

選抜基準①:特色選抜

・募集定員の10%~50%を選抜
・学力検査・調査書・独自問題・実技試験等の合計点を用いて選抜する現行の前期選抜のようなもの
・受験者全員に課す高校と、受験申込時の希望者のみに課す高校があるが、普通科の高校も含め、すべての公立高校で実施される

選抜基準②:一般選抜

・募集定員の50%~90%を選抜
・学力検査と調査書の評定の合計点用いて選抜する現行の後期選抜と同じような形。調査書の得点も現行の算出方法と同じ。

現行の前期選抜と後期選抜の特徴を残しつつ、日程を統合したような形となりました。1回で2種類の選抜を行う、という一見複雑に見える仕組みですが、先に特色選抜の合格者を決め、次に一般選抜の合格者を決める(受験生にどちらの選抜で合格したかは通知しない)という仕組みになっています。

また、普通科の高校やコースでは前期選抜を実施していませんでしたが、新しい特色選抜はすべての学科・コースで実施されます。学科によらずすべての受験者に2種類のチャンスがある、ということになりそうです。

一方で、これまでの前期選抜対策では学力検査の対策をしなくてもよかったのですが、今後はすべての受験生が5教科の学力検査を受けなければなりません。実技と学力の対策を並行して行うことをしっかり考えておく必要がありそうです。

中1・中2の今!意識すること

こちらの形式での入試が始まるのは1年後。実際に受験する皆さんはまだ中学2年生や1年生ですから、まだ先のことだし…、と思っているかもしれません。

しかし、3年生になってからでは間に合わないこともあります!

2年生、1年生だからこそできることを前編の最後にまとめてみたいと思います。

①通知表の評定を上げる!

→定期テストの点数アップと提出物を確実に!

特色選抜でも一般選抜でも通知表の評定が使われます。評定は180点満点ですが、中1中2の評定はその半分の90点を占めます。少なくとも特色選抜においては、入試の合否を決める点数のうち90点分が中1中2で決まる、ということです。

「とりあえず通知表3だから大丈夫」、は要注意!

絶対評価となっている評定では、2や1が付いている子はほとんどいません。つまり、3ではまだライバルと差がつかない、ということです。苦手な科目でもできれば4、そして安定して4や5を取れる科目をいかに増やしていくかが入試の合否に大きく影響します。

☆定期テストに強いアイスタ!
アイスタでは、特に中1中2生にはこの評定を強く意識しながら勉強に励んでもらうよう指導しております。
試験範囲となっている提出課題の進捗管理や、課題を2周3周解いて勉強する、など、定期テストで結果を出すための勉強方法の指導も行います。(課題を何回も解く、は大人から見ると当たり前に見えますが、できないお子さまは非常に多いです)

部活動などが忙しいからこそ、中1中2のうちの取り組みが周りと差をつけるチャンス!
安心して活動に集中できるよう、勉強はアイスタがしっかりサポートしています!

②今勉強している内容の定着

→実力テストや模試の点数を意識! 定期的な復習で確かな学力!

中1中2で学習する内容は、そのまま入試の出題範囲です。
今勉強していることを、1年後・2年後になっても覚えておかなければなりません。

5月の給食の献立を言えますか?
といきなり聞かれても、なかなかすぐは思い出せないですよね?
でも
3年前の修学旅行のことを教えて?
だと、先月の給食よりずっと前のことなのに、すぐに話せることも多いと思います。

それは、思い出を誰かに話すなど、「思い出す」という作業を何回もしているからです。

1回目の勉強だけではなかなか記憶は定着しません。記憶の定着には、何回も思い出すこと=定期的な復習が不可欠です。

☆アイスタの講習×模試で総復習!
アイスタでは講習の度に前の学年の内容を復習しています。1年間で何回も復習の期間を設けることで、受験学年での負担軽減やさらなるレベルアップを目指します!
また、進学模試や【スタワン】など定期的に模試を実施することで、定着度を細かく把握しています。

③さらなる加点

→部活動、生徒会・委員会活動、ボランティア活動など勉強以外の活動も真剣に! 英検など資格取得も要チェック!

スポーツの強豪校など部活動に重きを置いている高校や、強いリーダーシップを取れる生徒を求める人材とする高校では、特色選抜において活動実績に応じて加点をすることがあります。
また、一部の英語コースでは、英検取得状況によって加点がなされることもあります。

ただし、これらはあくまで「加点」です。次回の後編で触れますが、すべての高校でこの加点が有利にはたらく、というわけではありません!
加点のためだけに活動する、という方は少ないでしょうが、志望校がすでに決まっている方は、次回紹介する情報はぜひ把握しておいてほしいですし、勉強が上手くいっているからこそ加点がより効果的にはたらく、という考え方を忘れずにいてほしいところです。

前編まとめ

今回は、2027年度高校入試の最新情報の概要をまとめてみました!

次回の後編では、公立高校から発表されている「求める生徒像」や「具体的な選抜方法」の読み方を説明します。
前編と後編をあわせてお読みいただくことで、今のうちから志望校を意識した学校生活を送るために必要な情報の見方がお分かりいただけるかと思います。

次回もどうぞお楽しみに!

<参考文献>
※再掲:今回のあいナビ!は、こちらの情報を参照しておりますが、正式な要項確定は今年度末~来年度になります。

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最後までお読みいただきありがとうございました。
次回もお楽しみに( ‘v’)b

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