人には生まれつき恐怖心が備わっています。これは自分の安全を守るために必要なもので、悪いものではありません。ところが、この恐怖には困った特徴があります。それは「恐ろしい」と思っていることにばかり注目すると、現実の何倍もその恐怖を大きく見せてしまうことです。ですから、恐怖心にばかりとらわれていると、行動することができず臆病になってしまいます。これは戦国時代の合戦だけでなく、私たちの日常生活のあらゆる局面に当てはまります。ケンカした友達に謝ること、みんなの前で発表すること、初めてのことに挑戦すること…。こわいと思ったら、自分が成功した姿を繰り返しイメージし、すぐに実行に移しましょう。恐怖を吹き飛ばす一番の方法は、実行に移すことです。